開封される、捨てられない、愛されるダイレクトメールとは(前編)
店舗やサービスの宣伝をするため、あるいは、顧客にメリットとなる情報を提供するため、日々配達されるダイレクトメール。ですが、大変残念なことに、それらの中には、開封されることもなく捨てられているものも多数あります。
一方で、受け取った顧客の半数以上が中身を読み、サイトに訪問するという、驚くべき結果を出しているダイレクトメールも存在しています。
受け取った人が開封したくなるダイレクトメールと、読まずに捨ててしまうダイレクトメールは何が違うのでしょうか。
今回は、捨てられないダイレクトメールについて紹介します。
ダイレクトメールはまず、開封されないと意味がない
町に溢れるポスターやテレビCMと違い、ダイレクトメールは、ポストに届いただけでは情報が目に入ることはありません。受け取った人が開封して、中を読んで初めて、伝えたいことが相手に伝わることになります。
受け取る側からすると、ポストを開けて手紙を取り出し、封筒を開き、内容物を取り出して読む、と、ダイレクトメールにはいくつものステップがあり、あまり手軽な方法とは言えません。
ですが、そのような手間のかかる方法にも関わらず、メールマガジンやweb広告よりも高い反応を引き出しているものも存在しています。
そこには、手紙というアナログな存在の持つ存在感や温かみ、安心感のようなものが影響していると考えられます。
受け取った人が開封したくなるポイント
ポストから取り出したダイレクトメールを、そのまま捨てるのではなく開封してみようと思ってもらうことができれば、ダイレクトメールとしてはかなり成功に近いということができます。
では、開封してみようと思われるために、どのような工夫ができるでしょうか。
(後編に続く)