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ケーススタディ

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~小ロット書籍制作サービスの導入事例~

お客様

●著者の依頼で小部数ながらも販売したい書籍を多数抱えている出版社
●限られた専門知識を求める読者を対象に書籍を発行する専門書出版社

アウトライン

錦明印刷の小ロット書籍制作サービスで、お客様のキャッシュフローを改善

  • お客様の課題

    • 返品⇒在庫過多のスパイラルに陥ってしまっている。
    • 著者との関係や出版条件で絶版にできない書籍がある。
    • 年間で確実に100部は売れる書籍であっても、従来の印刷ではコスト高で発注に踏み切れない。
    • 重版したい本があるが、採算が取れずに増刷できない。
  • 解決策

    専門書出版社向けに高品質かつリーズナブルな価格で提供する、
    小ロット書籍制作サービスを採用。

  • 導入効果

    • デジタル印刷化することで小ロットでも十分に採算が取れるようになった。
    • 少ない部数で都度発注できるため、余剰在庫がなくなり倉庫経費が削減できた。
    • 予め納品日を決めることで複数書籍でも一括納品が可能になり、配送料削減やスケジュール管理に融通が利く。
    • 安価でも見栄えの良い書籍が出版でき、しかも利益を出せる仕組みが確立できた。

お客様の声

お客様の声

音楽之友社様|オンデマンド楽譜

 音楽之友社はクラシック音楽の総合出版社です。1916(大正5)年にその前身である音楽世界社が「音楽と文学」を創刊。1941(昭和16)年12月に音楽世界社、月刊楽譜発行所、管楽研究所の合併により設立され、同年から社名を「音楽之友社」に変更。以降「音楽の友」などの雑誌はもとより楽譜・書籍・理論書・教材などを発行してきました。
 当社のオンデマンドサービス(一部単位の楽譜注文)は自社内制作で対応していましたが、昭和50年代当初から受注が増え始め、その限界も感じていました。そのような事情から小部数での重版のサービスには興味を持っていました。しかしながら、品質・コスト面の両方で当社の希望を叶えてくれる会社にはなかなか巡りあえず、必要なものはやむなく判型や仕様を変更し、初版と異なるオンデマンド版にかえて対応していました。

 錦明印刷で同様のサービスに力を入れていると聞き相談してみたところ、コスト面・印刷の品質・製本の仕様など当社の希望がかないそうなことがわかり、何度もテストを重ねた結果、初版のオフセット印刷に近い品質でコストを抑えて増刷することができるようになりました。
 このおかげで、なかなか増刷に踏み切れなかった楽譜や書籍も、少しずつ部数を刻みながら重版することができるようになりました。印刷の仕上がりはこれまでのオンデマンド版とはレベルが違い、従来のオフセットシリーズに近い形でお届けすることができるようになり、非常に満足しています。

  • ハードカバー上製本(カバー付き)

    ハードカバー上製本(カバー付き)

  • 菊倍サイズ楽譜

    菊倍サイズ楽譜

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