[2018年顧客事例]
IT企業ならではのアイデアとこだわりが満載。組織のミッション・ビジョンを浸透させるオリジナルカレンダー
社員向けオリジナルカレンダー制作 -株式会社Speee様
株式会社Speee様はデジタルコンサルティング事業とデジタルトランスフォーメーション事業を2つの柱として、新たな事業開発へのチャレンジを続けておられるIT企業です。
組織づくりの一環として「会社のMISSIONと8つのVISIONの浸透」を推進するために、このたびオリジナルカレンダーを制作されました。錦明印刷では、仕様設計・暦の組版・製造を担当させて頂きました。
なぜIT企業が紙のカレンダーを選んだのか、そして、IT企業ならではのアイデアとこだわりについてご紹介します。
2007年にモバイルSEO事業により創業。現在はデジタルコンサルティング事業とデジタルトランスフォーメーション事業を主軸に、自社メディア運営・プロダクト開発販売を行う。Webマーケティング総合支援ツール「Markeship」、ネイティブアド配信プラットフォーム「UZOU」、不動産査定メディア「イエウール」など。従業員数400名規模(2017年6月時点)。
URL:https://speee.jp/
MISSION・VISIONを身近に感じてもらいたい
創業から10年足らずで従業員数400名規模まで急成長されたSpeee様。
事業拡大に伴い社員数が急増する一方、「会社のミッション・ビジョンが全社員に伝わっているか?」という課題を抱えておられました。
そこで、組織づくりの一環としてMISSION・VISIONの浸透を推進するプロジェクトを発足。「MISSION・VISIONが日常に溶け込んで、みんなが充実している状態をつくる」ことを掲げ、様々な取り組みを実施されたそうです。
その取り組みの一つとして、紙のカレンダーが制作されました。
社員のデスクや共有のワークスペースに置くことができ、社員の身の回りで使ってもらえるカレンダーであれば、自ずと「MISSION・VISIONを身近に感じてもらうことができる」との考えからでした。
Tシャツやボールペンなどの案もありましたが、コンテンツを掲載できる面積が多いこともあり、あえてカレンダーを採用されたのでした。
社内のライブラリシステムと連動した、裏面コンテンツ
このカレンダーの見どころは、なんといってもカレンダーの裏面。
MISSION・VISIONにまつわるコンセプトアートとともに、社員による書籍紹介が掲載されているのですが・・・。
なんと、この書籍紹介には本のタイトルが記載されていません。
直近1年で活躍した社員などが、MISSION・VISIONの理解を進めるおススメの本を選び、その本に出てくるお気に入りのセンテンスを、あえてタイトルを隠して掲載しているのです。
紹介文の下には、社内のライブラリシステム(Speeeライブラリ)にアクセスできるQRコード付き。このQRコードから掲載されている書籍情報が分かり、すぐに本を手にすることができます。
オフィスシーンで使いやすい、ユーザーファーストなデザイン設計
カレンダーの暦デザインは「土曜日が青く、日曜祝日が赤い」が一般的ですが、「赤ペンが目立ちにくい」という観点から、土日祝日全てをコーポレートカラーでもある「青」で統一。
また、「月末の平日が圧縮されていて使いにくい」という負も解決すべく、月初の土日をあえて圧縮されました。これは私たちも目から鱗!の発想でした。
サイズは「ただでさえ散らかりやすいデスクに、置いてもらえるような工夫を」と、あえてカレンダーの高さは低めに。
さらに、分別なしでそのまま捨てられるようにとペーパーリングを採用。書き味もとことん追求し、あらゆるペンで試し書きを重ね、卓上カレンダーにもっとも適した上質紙を選定されました。
細かなところまで考えられた、ユーザーファーストなデザインです。
MISSION VISIONの浸透に大きく貢献
Speee様ならではの優れたアイデアとこだわりで、カレンダーを“会社と社員を結びつけるメディア”に昇華させられました。
事前の社内アンケートで「カレンダーはいらない」と仰っていた多くの社員からも、「出来が思ったよりかなり良いのでやはり欲しい」という依頼が多く出たそうです。
ご担当者様からも「掲載した書籍も多く借りられており、MISSION・VISIONの浸透にも大きく貢献しております。代表をはじめ、評判はとても良いです」との嬉しいお声をいただきました。
企画|株式会社Speee デザイン|Harajuku DESIGN Inc.
※ページ上の各種情報は2018年12月時点のものです。
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