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販促資材管理は企業の管理会計と繋がっている訳

 

現在、様々な分野で技術の革新が進み、新たな技術やサービスが登場しています。中でも印刷分野で注目を集めているのが、デジタルプリントの技術です。従来のような印刷の元となる版を必要とせず、デジタルデータを元データに印刷することができるデジタルプリントの技術。この技術を応用することで、企業の財務や管理業務が改善すると聞いたら、戸惑う方もいるかもしれません。

しかし、現実に、デジタルプリントの技術を利用して、企業の業務改善や業績改善につなげた実績が生じているのです。新たな印刷技術が、どのように企業の財務や管理につながるのでしょうか。

技術の革新が進むデジタルプリントの世界

デジタルプリントとは、前述したとおり、デジタルデータから直接印刷する、新しい印刷技術のことを言います。従来のような版を作成する必要がない分ため、小ロットでも安価で製作することができ、また短納期での制作にも適しています。

このデジタルプリントの技術は技術革新と呼べるものですが、最近ではさらにデジタルプリントの技術を利用した新しいサービスの提供も始まっています。クラウドサービスを利用し、チェーン展開している店舗において支店から直接印刷物を発注できるようにし、本部はサービス上でそれを確認・把握するだけ、という運用が可能となっています。
また、付加価値としてのサービスや機能も数多く搭載しており、いずれも企業の財務や管理の改善、ひいては企業の利益につながっています。



デジタルプリントを活用したクラウドサービスを利用することで、企業の財務にとっては次のようなメリットがあります。

顧客のニーズに合わせた施策で反応UP

クラウドサービスを利用し、店舗毎に印刷物を発注することで、その店舗の立地や客層、顧客の動きに合わせて独自の施策を行うことが可能となります。また、短納期での印刷が可能であるため、必要なものを必要なタイミングで手配することができます。

本部で一括して発注している場合、全支店で同じ印刷物を利用することになりますし、各店舗からの取りまとめ→一括発注→納品→各支店へ配送と、時間もかかっていました。そのため、施策の独自性やリアリタイム性に欠けてしまうというデメリットがあります。そのデメリットを補うことで、店舗の顧客にダイレクトな施策を打つことができ、反応率UPやその結果としての売り上げUPを期待することができます。

また、付加価値的な機能として、過去に作成した販促物の在庫の動きやリアクションを自動で分析・効果測定してくれるという機能もあります。日々の業務に追われていると後回しにされがちな効果分析ですが、本当に顧客に響く施策を行うためには不可欠なものです。それがサービス内で自動化できるのであれば、こんなに嬉しいことはないでしょう。

在庫不要のため在庫管理コストや廃棄コストカット

このようなサービスを利用した場合、本当に必要なタイミングで必要な分だけを発注することができます。また、足りなくなりそうなタイミングで追加発注も手軽にできるため、「念のため」と多めに発注しておく必要がありません。何より、デジタルプリントは従来のオフセット印刷とは異なり、版を作成する必要がないため、小ロットでの発注であっても割高になりにくいという特徴があります。

そのため、企業は印刷物の在庫を大量に抱える必要がなく、在庫管理コストや、余ってしまった際の廃棄コスト・廃棄分の製作コストが不要となります。

デジタルプリントと管理

これらのサービスを利用することで、管理面でもメリットがあります。全店舗で利用する印刷物を本部で一括発注・管理を行う場合、発注管理や在庫の管理、支店への分配や返品分の対応などはすべて本部の業務として存在していました。
しかし、このサービスを利用することで、これらの業務が一切必要なくなります。

発注は本部提供の雛形(テンプレート)をもとに支店が直接行うことができますし、支店毎の在庫や発注実績は管理画面から一目で確認が可能です。また、販促物は発注した支店へ直接納品されるため、本部で在庫管理をしたり、支店への分配・返品物の対応も無くなります。本部で行う業務は印刷物の雛形の提供や、支店の行った発注の承認など、限られた内容だけとなり、画期的な業務改善が可能となるのです。

未来志向なサービスで経営が変わる!?

印刷販促物の作成はその歴史も長く、依頼する業者や発注・管理フローについてなかなか見直しがされにくい分野となってしまっているケースも少なくありません。しかし、印刷業界内における技術革新は常に進んでいます。企業にとってメリットのある新サービスや技術の開発も日々行われています。新しい情報を手に入れ、柔軟に取り入れていくことで、企業の利益につなげていくことができれば、企業利益向上につなげていくことができそうです。

 

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